CLUB Pretty WOMAN
プリティーウーマン

マシンピラティスの
帰り道
歩いて錦へ
タクシー病を
今年こそは
克服したいと
思った朝比奈
昔自転車で
通っている姿を
お客様が発見し
高いシャンパンを
おろしてる
自分の推しが
自転車乗ってる姿は
見たく無かった
と悲しい顔を
された経験がある
イメージって
日常から作られる
どこでだれが
見ているかわからない
これも
キャバ嬢の
リアルである
県外に行っても
DMで
みかけました!
とか
来るから
気が抜けないが
それもそれで
有難いなと
思うこの頃であり
日々のお客様に
支えられてる
充実した時間を
思えば
取るに足らない
ストレスなのだろう
と思うと同時に
それが負担に
感じる時点で
人間として
まだまだなと
反省である
トップを走る人は
常に
何かを犠牲にしてる
ありきたりな幸せや
普通の生活を
捨てる事の覚悟の
度合いが違うのだろう
だからこそ
給料🟰我慢料
楽してみた景色なんて
諸刃の剣であり
最後その破片で
怪我するのは自分だ
だれかの
せいなんか
じゃない
朝比奈
朝比奈りえ(32)

